本日の案件
本部長、秘書、リスナーの皆様お疲れ様です。
本日の案件ですが、私の思い返す青春といえば、ズバリ小学生時代です。
捻くれもせず純粋だったあの頃、私の担任に「佐藤先生」という先生が居ました。
佐藤先生は教育熱心で児童への愛情も強く、クラスの歌を作ったり、海外旅行に行ったと思えば全員分のお土産を買ってくれたりと、とにかく皆から好かれている先生でした。
ところで私の卒業した小学校は、クラスの児童は二年に一度ですが先生は一年に一度変わる仕組みでした。
小学校三年生を受け持っていた佐藤先生でしたが、流れるように一年が過ぎ去り、ついに先生交代の時期が。
「来年も佐藤先生が担任になるようにお願いしよう」
誰が言い始めた事かは覚えていません。
ただその一言を皮切りに、帰りの会が終わって佐藤先生が一足先に職員室に戻った後、クラスメイト全員で校長先生に直談判しに行く事になりました。
その結果──なのかは分かりませんが、小学校四年生になり、児童全員が集められた体育館で告げられた担任の先生の名は、佐藤先生。
体育館の壇上から笑顔で四年二組の列の前に降りてきた佐藤先生の笑顔と湧き上がったクラスメイト達の姿を今でも鮮明に覚えています。
生き馬の目抜き通り
男性/25歳/東京都/学生
2019-04-09 12:29