青春

よくある話なんでしょうが、大学生の頃、先生が好きでした。15歳年上の、くろぶち眼鏡の、スラッとしたT先生。

先生の授業を初めて取った1年生の秋学期、2週目に教室が変更になったのを知らなくて、授業開始時間を過ぎてるのに慌てて階段を降りて掲示を見に走ってたら、ちょうど階段を上ってきた先生とばったり会って、その日から意識するようになって。

ただ、先生には妻子がいて。

幸せな家庭を壊す気はなくて、でも特別な存在になりたくて、丸4年間諦めることも進むこともできずにいました。卒業して、何度か年賀状のやりとりがあって、物理的な距離を置くことでやっとけじめがつけられました。レモンの皮みたいに苦い思い出です(´・ω・`)

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