案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れ様です!
わたしの「青春物語」は、高校3年の学園祭ライブです。
当時私は、学校内で組んだバンドのギタリストだったのですが、キーボードが辞めた為、新しいメンバーを募集。
「クラシックピアノ弾ける奴なら知ってる」と友人に紹介されて、とりあえず一曲スタジオで合わせてみて、いけると判断。
というより彼女の容姿にひかれた私は他のメンバーに強力プッシュしていました。
初の女性メンバーでした。
初めてのバンド活動で右も左もわからない彼女に対して、気持ちとは裏腹に、
「これ、来週までに練習しといて。スタジオで合わせて、大丈夫なら学園祭出るから」とつっけんどんにテープと譜面を渡しました。
スタジオ練習の日、かなりの曲数だったにもかかわらず、彼女は完璧にコピーしてきていました。
そして学園祭当日、舞台そでで緊張で震えていた彼女に私は、肩を抱きながら「大丈夫。失敗してもいいから。楽しもう。」と言ったそうです。(実は私も緊張していて、記憶がありませんでした。あとで彼女から聞きました。)
で、ライブを終えた舞台袖で…
彼女に告白して…
OKでした。
卒業後、彼女は大阪の音大に進学、私は上京してジャズ系の専門学校に通いながらバンド活動…
遠距離恋愛は数年で終わりを迎えましたが、
今でも大切な思い出です。
ヤンモコたぬき
男性/63歳/東京都/会社員
2019-04-09 18:20