【ドラマ】失恋物語
お疲れ様です!
私の青春物語は、大学一年生のときの恋愛です。高校卒業前の3月、受験が終わり、通っていた予備校を卒業しました。すると、予備校のクラスで一緒だった男の子から、mixiでメッセージが。その子とは1度も話したことはなかったのですが、メッセージを何回かするうちに、一緒に遊びに行くことになりました。
話を聞くと、彼は志望校に合格できなかったため、浪人することが決定していました。受験勉強の息抜きとして、いつでも遊びに誘ってね!と彼に言葉をかける私。すっかり彼のことが好きになっていました。
その後も何回か彼とは遊びに行きました。彼の勉強の邪魔をしてはいけないと思い、連絡するのも、遊びに誘うのも、いつも向こうから。私は、彼の受験が終わるまでの我慢……と、ひたすら待つことしかできませんでした。
彼の受験が近づいた12月。彼に頑張ってもらいたい!という一心で、私は彼にミサンガを作りました。「渡したい物があるから会いたいな」と、珍しく私の方から連絡するも、なかなか会う日が決まりません。
そんなとき、予備校の先生と2人でご飯に行く機会があり、そのときに彼の話になりました。すると、先生の口から衝撃の一言が。「あいつ、受験生のくせに、彼女と手つないで歩いてたよ。」
私の気持ちを知らない先生は、何の悪気もなくそのことを教えてくれましたが、動揺した私は、その後の先生との会話を一切覚えていません。
彼女ができたことを知ってたら、あげたいものがある、なんて連絡しなかったのに!私のこの1年間は何だったんだろう……と、私の恋は儚く終わりました。
アキえもん
女性/33歳/東京都/会社員
2019-04-09 18:30