ドラマ化案件
本部長、秘書、社員のみなさん、お疲れ様です。
そんなにドラマチックな人生は送っていないのですが、私のドラマ化案件は『逆転卒業』です。
大手企業に勤め始めて3年目に差し掛かる頃、学生の時からの海外で働きたいという夢を諦めきれず、ふと目にしたインターネットの広告で”アメリカで働ける!”という募集を見かけ、ダメ元で応募しました。当時の私は英語が抜群にできるわけでもなく、仕事で誇れるようなスキルがあるわけでもありませんでした。でもなんとか書類面接、日本語面接、英語面接を突破し、最終合否の結果は……補欠合格というとても曖昧なものでした。補欠合格の連絡をもらってから2週間後、ついに繰り上げ合格の連絡をもらえました。一年間だけという契約ではありましたが、私は迷わずアメリカに行く決意をし、働いていた会社を辞めて渡米しました。
補欠合格ということもあり、一緒に渡米した同期達はとても輝いて見えました。最初こそ自分に引け目を感じていましたが、自分の実力はもうどうしようもないと開き直り、自分にできる仕事に真摯に向き合いました。すると、渡米して半年で同期よりポジションが1つ上がり、なんと契約期間終了の一年後には首席として卒業するところまでのぼりつめることができました!
始まりは補欠合格ということで、そんなに期待されていなかったと思います。でも雑草魂ではないですが、ひたむきに仕事をした結果が実を結んだ瞬間でした。
どうでしょう?ドラマ化できますか?笑
かんママ
女性/39歳/神奈川県/会社員
2019-04-09 18:47