社員掲示板

本日の案件

私は知的に見られたくて無理したことがあります。

小学5年生くらいだったでしょうか。クラスにいつも本を読んでいる文学少年がいました。私も「怪人二十面相」とかは読んでましたが、その子は文庫の小説とかを読んでいたんです。

私から見たら「オトナ!」って感じでした。

私はその知的な姿にメチャメチャ憧れ、その子が読んでる本をマネて読みだしました。

その時点で若干背伸びだったのですが、その子が読んでいた本は灰谷健次郎さんの著書が多く、比較的読みやすかったと思います。

が、その子がついに山本有三さんの「路傍の石」に手を出しました。

その本は小5の私にとっては分厚いし、難しい!でも知的でカッコイイ!!

そして「路傍の石」を親に頼んで買ってもらいました。その時が一番の背伸びでした。でも、持っているだけで凄くオトナになった感じでした。

が、「路傍の石」は小学生には難し過ぎましたし、全く楽しくなく、挫折した覚えがあります。

その後、大学生の時にまた本にハマる時期があったのですが、小学生の時の経験があったからか、本を読む習慣ができました。今も少し背伸びして読むクセはそのままです。


川越エース

男性/42歳/埼玉県/機能訓練指導員
2019-04-16 16:03

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