失敗から学んだ案件
あります。
それは最後まで気を抜かないことです。
卒業式。
それは教員としてそして生徒にとっても保護者にとっても一年の中で最も大切な儀式なのですが、そこでやらかしました。
教員になって初めての卒業式。先輩からは、感極まって生徒の名前を読み飛ばしたり、読み間違えたりするからとにかく慎重にゆっくりと、というアドバイスをもらって、いざ、式に臨みました。
すると、やはり何人か目で感極まり、途中止まってしまったりしましたが、なんとか最後まで間違いなく生徒の名前を読み上げることができました。
そして最後に生徒を座らせる指示をすればいいだけ。
やりきってホッとした私の口から出たのは、「全員着陸」ん?着陸?
本の一瞬会場が凍りつき、静まり返り、次の瞬間、生徒達の失笑が…。
厳粛な式の雰囲気がこの一言で台無しに。
あ〜、落とし穴はここにあった。卒業から何年も経っていますが、未だに笑われます。
使ったものは元に戻して
女性/48歳/東京都/公務員
2014-10-23 18:01