作務
お掃除はできればしたくないけれど、自分のテリトリー(場)がキレイになるのって心地いんですよね。
ホコリが減る分、空気が澄んでくる感じが。
その心地よさが欲しくてやるようなもので。
禅宗の修行の1つで、よく聞くのが『作務』ですね。
労務・作業を指す修行のようです。
その時に着る衣類が『作務衣』。
お掃除も、高みを目指す修行としてやる。
暮らすことって、たぶんそういうことに通じるんですよね。
面倒なんです。暮らすことって。
使ったお皿を棚に戻す作業1つも、作務なんですよね。
それを、どのくらい面倒がらずにやるかが、生きることの質なのではないかと。
やらなくても誰も咎めない、責められることはない、それをどれくらいやるか?
それが、自分の『生』の質かと。
… と言いつつ、私はあまり高みは目指してません。笑
なので、年に数回ほど、庭の草を抜き、玄関のタイルに帯びてきた緑色のヨゴレをタワシでこすります。隣家の犬に吠えられながら。
やる前よりも、幾ばくかの澄んだ空気感を味わってニヤリと自己満足する。
「汚すぎ」を「きたない」程度にメモリを戻す作業です。
必要なんだなぁ、この作業が。
踏み続けていたアクセルを、足の裏の緊張を緩めながら戻すような作業なんですよね。
東京の西の方は雷雨になりました。
雨が上がって夕焼けなど観られるとシアワセなのですけれど♪
みなさま、どうぞ、緩やかな夕餉を♪
╰(*´︶`*)╯♡
くみ
女性/65歳/東京都/黄色くみ広報室長
2019-05-04 15:22