令和に思う①
東京大空襲の日、
当時10歳だった僕の父が住んでいた家に焼夷弾が落ちました。
父は空襲警報から家族で避難の途中、祖母に言われて忘れ物を取りに戻り家の中に入った、まさにそのタイミングで。焼夷弾は不発でした。その焼夷弾がもし炸裂していたなら、僕は今、この世にいません(笑)
また、
小学校の時の同級生のお爺さんは、南方で陸軍にいて、大隊で行軍中にジープの故障で隊列を離れ、車を直し、急いで隊に追い付いたら、隊は敵戦闘機の機銃掃射にあってほぼ全滅していたそうです。
災害や大きな事故に遇い、同じような境遇の人達が、ほんの僅かな差で生死を分けることもありますね。
あるいは、
コーギー犬は一度に5~6匹の仔犬を産みますが、6匹のうち2匹くらいは仮死状態で生まれたりして、そのうち一匹は蘇生することなく死んでしまったり、ということも別に珍しくもありませ。死産の仔犬と、無事に生まれた仔犬と、何が違うかといえば、何も変わらないと思う。
戦争がある時代に生まれるか、ない時代に生まれるか。
ただの偶然かつ必然であり、人間の場合だけ「運命」とか言うから勘違いするだけであって、宇宙規模で見れば人間も虫ケラも大して変わりはなく、ただの偶然しかないと思う。
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2019-05-06 07:49

