小学生の思い出
本部長、秘書、社員の皆様、お疲れ様です。
皆さん、マッカチンをご存知ですか?
真っ赤で大きなアメリカザリガニのことです。小学生の頃、このマッカチンを捕ることに夢中になってました。捕り方は2通り。1つはスルメなどをエサにして釣る方法、もう1つは巣穴を素手で掘って捕まえる方法です。
その日も、友達と泥まみれになりながら穴を掘っていました。すると、知らないおじさんが、「僕、僕、ここにも大きな巣穴があるよ」と教えてくれました。
見ると確かに大物を予感させる穴が。私は、夢中で巣穴を広げながら掘り進めていきました。20分くらいかけ、肩まですっぽり腕が入るくらいの深さまで掘って、ようやく獲物をゲット。やはりその日1番の見事なマッカチン。
しかし、次の瞬間、そのおじさんが、「ありがとう」と言って、そのマッカチンを持っていってしまいました。私は何が起きたのか理解できず、茫然自失となってしまいました。
そのおじさんは、ザリガニが欲しかったのか、未だによくわかりませんが、30年以上経った今でも、はっきりと憶えている出来事です。
しかし、子供の頃とはいえ、よくもまあ、何がいるかもわからない穴に素手を突っ込んでいたものです。今思うとゾッとします。
アリとキリギリス
男性/51歳/東京都/公務員
2019-05-06 10:29

