穴掘案件
中1の頃、実家の庭に大きな穴を泣きながら掘りました。
それは亡くなった愛犬を埋めるため。
手を出すと、グッと力強く体を押し付けてきた愛犬。
亡くなる時はそんな力もなく、何かの菌にやられたようで、グッタリとしたまま刻々と弱っていく愛犬。
愛犬にハエがたかってきても、まだ死んでない!と泣きながらハエを追っ払いましたが、そのまま亡くなりました。
それから17年後の現在、生後10ヶ月の愛犬が我が家にいます。
その時が来たら、また穴を掘ることになるかもしれません。
あの頃の、もっと散歩に連れて行けばよかった、もっと遊んであげればよかった、という後悔のないよう、たくさんの愛情で育てていきたいと思っています。
ヨピ彦
男性/36歳/埼玉県/会社員
2019-05-06 17:44