母の日
私がお腹の中にいる頃、産まれる前日まで働いていた母。故郷から遠い地で、いざ出産となり、私が生まれた。母は「やった終わった」と思ったそうだが、、
『はい、あとひとりいますよ〜』と ^_^;;;
私が物心ついた頃、
「どうしてきょうだいがいないの?」
と聞いたものだ。
双子だったけど、当日まで医者が気づいてなかったんだよ。それであなたは生まれたけど、もうひとりは翌日に亡くなったんだよ。
母はよく言ってた。
『あのヤブ医者め』と。
働き過ぎもあったのかな...。
ちゃんと母子健診してたのかな....。
私の24回目の母の日、何をしたのか思い出せない。
そして、25回目の母の日はやってこなかった...。
遠い故郷に墓参りでも行こうか。
それともベランダで何か花でも植えようか。
あなたが好きだった花でも...。
土いじりなんてしなかった私は
いつしか母に似て好きになりました。
ミニシクラメン、ケイトウ、次は何にしようか。
花の命は短くて儚い
儚いから綺麗なのかな
記憶も遠く儚いモノに変化していくのかな.....
はっぴいだもの。
女性/34歳/東京都/ (๑ఠ‿ఠ๑)
2019-05-09 12:39