コトバ
昨日の放送を聴いていて、こう思いました。
愛って奇跡だな。
ありがとうって、魔法のコトバだな。
で、ありがとうについて、深堀しました。
そうしたら。
アマゾンに住む、ピダハン族って聞いたことありますか?
彼らは、ありがとう、ごめんなさい、をはじめとする、「人間関係を維持する言語」を持たない、のだそうです。
本当に嬉しかったら、笑顔やハグになる。わざわざコトバにすることもない。
だから、感謝や謝る、というコトバもない。
また、数字もありません。過去も未来を表すコトバもありません。
よって、彼らは「明日はどーしよ。昨日、失敗したな」とか悩む概念もそもそもない、と。
数字もないので、誰かと自分を比べて、あいつは自分より持ってる。自分の方が劣る、と考えることもない。
キリスト教の宣教師が、布教に行きましたが、神すら持ってなかった、彼らの幸せそうな暮らしぶりや、特殊な言語と生活環境に圧倒されて、ついにはキリスト教を放棄。言語学者になったそうです。
ありがとうは、確かにすばらしいコトバだと思います。でも、確かにコンビニなんかのアルバイトさんが、疲れきって言う「ありがとうございました」は、どうなんだろう?と。
すばらしいもの、と思った「ありがとう」ですが、コトバに振り回されては寂しいのだな、と思いました。
作りものではない、心からの笑顔、大切にしたいなぁ。
ちちょ
女性/60歳/神奈川県/遊びにん
2019-05-10 09:07