虫の知らせ?
僕が高校生の頃に体験した漫画のような本当の話ですが
高校生の修学旅行での出来事、旅行先のホテルで友達の部屋に仲のいい友達同士でワイワイしていたら突然
『トントン…』
とドアをノックする音。
他の友達が部屋に遊びに来たのかな?と思いドアに駆け寄る僕。するとまた
『トントン…』
とノックが。ドアについてる覗き窓を見ると誰もいない。友達がノックして隠れたんだなと思いドアを開けて廊下に。でも誰もいません。
心当たりのある友達に携帯で連絡をしてみると部屋には訪れてないとの事。
まぁいっかとその事は放っておくことに。
そして、修学旅行も終わり、地元の駅に帰ってきて迎えにきてくれた母の車に乗り込んだ途端
「アンタにな大切な話がある、実はなアンタの本当の父さんが亡くなったんよ…」
と。僕の母は再婚で今の父は義父にあたります。
本当の父とは2歳の頃に母と夜逃げをして以来一度も会っておらず正直顔も覚えていない程でした。
話の詳細を聞くと父親の亡くなった時間と修学旅行先で聴いたノックの音がした時間が全く同じで、もしかしたら父親が最後に会いに来てくれたんだろうか?とそう思いました。
タクマのキムラー
男性/40歳/岡山県/自営・自由業
2019-05-13 17:49