今日の案件を拝聴して(5/13)
今日の案件がきっかけで祖父の話を思い出しました。祖父は令和元旦に亡くなり、もうこの世にはおりません。最近の記憶は癌で弱々しくなった祖父の姿だけでしたが、田舎の男らしい大雑把で豪快な祖父を鮮明に思い出しました。
祖父は昔は星一徹の様な人物だったらしく。様々な武勇伝を持っている人です。戦争で亡くなった一番上のお兄さんが戦死してしまい、奥さんと息子さんは祖父の実家から無一文で追い出されると聞いた祖父は夜忍んで出て行く奥さんを待ち伏せして、貯めていた貯金と今月分の給料などあるだけの全財産を「やる」とだけ言って渡したり(当時は15才くらい)、近所で蒸気機関車が脱線すれば祖父は元に戻そうと仲間を集めて人力で戻したり(祖父は船大工)、カタカタしか読めないのに国家資格一発合格したり、破天荒なのかわかりませんが、頼もしい人物でした。ですが、祖母が認知症になった時は寝ている祖母の枕元で「100歳まで一緒に生きような」と声をかけたりする乙女のような愛情深いような繊細なところもある人でした。
ある意味、漫画に出てくる様なキャラクターだったんだなと実感しました。そんな祖父を誇らしく思います。
バーバてつこ
女性/29歳/埼玉県/会社員
2019-05-13 22:42