数ヶ月間を振り返る。
3月からの転職活動を通して、いわゆる「空白期間」でなければ分からなかったり、体験出来なかったことがたくさんあります。
「やりたい仕事」「好きな仕事」「実際に合う仕事」は全く別物であること。社会人スキル面では何もないと改めて実感出来たこと。焦ったところで何も見つからず、不安のある企業しか内定が出ないこと。そんな中でも、「人と接するってやっぱりいいな」と思えたこと。接客でなくても、誰かの居場所を作れたり居場所を作るお手伝いを出来る仕事があること。1万回の出会いより1回の出会いを大切にしたいこと。初めての出会いなのに、「こう考えてみたら良くなると思うよ」など、転職活動に関するアドバイスをしてくださる方が採用担当者様の中にも、転職活動中の方でもいらっしゃって「人生捨てたもんじゃないな」って思えたこと。
そして何よりも「不幸」だとは感じていないこと。世間一般から見れば職なし、貯金を崩して転職活動に勤しむ状態の私は幸せではないでしょう。
ですが今の厳しい状況よりも、あの時辞める決断をした私を責めようとは思いません。焦りがないと言えば嘘になります。そろそろ決めないとまずいことも分かっています。結局は大学時代に広い視野で求職していなかったツケが回ってきた。ただそれだけのことです。
この世に「不幸」なことなどない。そう思います。そこまでの辛く厳しい経験をしてでも、その人自身が学ぶべき価値あるものが確かに存在するのだと。
もしくは、勝手に自らの経験から「あの人は不幸だ」と思い込んでいるだけで、本人は楽しく人生を生きているにも関わらず不毛な意見を持っているだけなのだと。
ビギナーロック
男性/28歳/東京都/就労支援スタッフ
2019-05-24 01:51