出会ってしまったから。
学生より本読んでるかも。
給料の6万は参考書、民俗学や、開発学で消えた。
ふと、自分の将来を考えているときに、(出会ってしまったから。僕は、またカンボジアに行くんです)という言葉を思いだして、高校生くらいの時に大好きだった、医師の葉田甲太さんの僕たちは、世界を変えることができないを読んだ。映画化されたとき、葉田さんの役を向井理さんがやったんですが、その時のインタビューで、なぜ途上国に行くのかと聞かれて映画をきっかけに、子ども達の支援を続ける向井さんの言葉が今すごく自分の中にしっくりくる。
友達や、唯一プリセプターには、自分の将来の展望を話してるんですが。みんな口を揃えてなんで、そんな危ないところに行きたいの?と言われるんです。わからない。でも、病棟の患者さんや家族とかかわるたびに、どうしても、学生時代出会った途上国の彼らを思いだししてしまう。日本の当たり前が海外では当たり前ではない。逐一クレームつけてくる患者や家族や、それらに嫌々対応してる先輩も含めて、なにか違うと思う。アフリカでの学校では、明らかに病院に行かなくてはまずい感染症の子が、沢山いたけど、結局ボラの私達は、応急措置しかできず、後日確認すると親はお金がなくて病院にいけない。看護師も、保険もあっても機能していないし、鉄道もアクセスが悪いと嘆く。帰ったら、体を綺麗に洗いなさいという指導が限界。それでも、彼らは、私達と同じ時代を生きている。あの生命力、パワーに私はほんとにほれてしまった。彼らと一緒に仕事をするにはどうしたらいいんだろう。今いっても私はまた、なにもできないから、今は日本で経験を積むために努力しよう。だから、今勉強が楽しいのかもな。毎日レナシスみながら、アフリカの病院で出会った銃層で苦しんでた患者さんも創傷感染を繰り返さず、助かったかもな。とか医療処置をみるたび思う。医療だけでは、一時的な支援になるから、ちゃんと彼らの文化を勉強したい。彼らの手で作っていけるように。だから、病院就職は躊って、在宅でその家の文化をとりいれつつ、必要なケアを考えられるように訪問看護にすすみたいと思ってた。まあ、処置は、在宅でみれないものが沢山あるから勉強にはなるが。お局相手にアサーティブな会話を練習して、差別も越えられる人間になるかw
イエロー呼ばわりはなかなかくるから。お局は日本語だし、可愛いかw
よしあゆ
女性/29歳/東京都/看護師
2019-05-30 00:20