思うこと
悲しい事件が起きました。
で、事件が起きるたびに、最近はおかしい、的な話が出てくるけど、本当に年々酷くなってるのか、調べてみました。
殺人事件は1955年に2119人殺されたのをピークに年々減り、2012年には383人まで減っています。
交通事故は、1970年に16765人死亡したのがピークでした。そこからどんどん減り始めます。90年代、少し増加しましたが、2018年は3532人と、最低を更新中。
思うに、昔は新聞、ラジオと、テレビも短いニュースしかなかったせいでは、と。テレビが24時間やってるなんてなかった時代です。それが、今やテレビは衛星放送、CS、見放題。インターネットは普及し、さらにSNSも進化してきました。
そのためでしょうか?
なんか、世の中が「完璧」を求めてる気がします。
事故はあっちゃいけない。平和でなければならない。
たしかにその方が良いし、そうだと思います。
だけれども、それを個人にも求めてて、息苦しさを感じている人も増えてる気がします。
人間はもともと、カンペキではないのでは?
増えたのは事件ではなく、人間の「不完全さ」を否定する気持ちではないか、という気持ちもします。
ちちょ
女性/60歳/神奈川県/遊びにん
2019-05-30 12:07