令和　早々

令和早々つまづき改元なんて気にも留めいなかった。
そうか…改元したんだった。
昭和、平成って生きてきて…元号って…令和って嫌い。
鳥達のさえずりに｢うるさいなあ～｣と発した言葉はもう、戻せない。
ふとした言葉がすべてを変えてしまった。　　
太陽は一つしかなかった。
そんな事すら忘れていたのだ。
太陽の側には鳥たちがさえずり、花が咲き木々が生い茂る。
そんな普通な恵みに感謝を忘れ何が残ったのだ？
真っ暗闇で進むべく道すら見つけることが出来ない。
目を閉じて心の声を聞け。
目を閉じて見えるものを便りに進め。
例えそれが幻想でも、それが幻聴であっても自分を信じて進め。
命あるかぎり。

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