運命の『場所』のお話。
皆さまお疲れさまです。
僕の『場所』に運命を感じたお話を報告いたします。
昨年、地元のとある団体の懇親旅行で宮城に行った時のこと。
松島の遊覧船にゆられ、船着き場に到着し、一番最後に船を降りたのは僕だったのですが、なぜか前の方から「○○何やってるんだよ!」とか、「○○そんなに先に行くなよ!」と僕を呼び止める声が...不思議に思い、「俺はここだよ!」と叫ぶと、振り返った皆の表情は凍り付いていました。
何故って、十数メートル前方を歩いていたのも僕だったからです。
性格には僕と瓜二つの誰か。
背丈、髪型、髪色、メガネ、歩く雰囲気、服のセンス...そこにいた二十数名の誰が見ても、その全てが僕。
気がつくともう一人の僕は人混みの中に消えていきました。
そう、彼が消えていった場所こそ運命の場所...数年前に夢半ばで泣く泣く退職することになったバイク屋の同僚と常連さんと最後にツーリングに行き記念写真を撮った場所。
嘘のような本当のお話。
信じるか信じないかは、本部長と秘書次第ですが...。
夢見る工場長
男性/41歳/茨城県/イチゴ農家
2019-06-13 18:50