社員掲示板

雨の思い出案件。

あれは7年前の今頃の季節でした。数日空梅雨で、その日も私は傘を持たずに出版社へ打ち合わせに有楽町の交差点の横
断歩道を渡っていた時、空からポツポツッと冷たいものが…そしていきなり激しい雨。私は着ていた上着を頭に覆って走って交差点の近くのビルの入り口の軒下
へ避難しましたが、斜めに激しく降る雨にまだ濡れていた時、淡いピンク色の傘が私の頭上に…。ふと横を見ると若い誠実そうな女性が私に傘をさしてくれてい
ました。「大変ですね。だいぶ濡れちゃ
いましたね。」と優しい言葉に「すみま
せん、どうもありがとう」とお礼を言っ
て、しばらく他愛のないおしゃべり…し
ばらくすると雨は小降りになり、私はもう一度彼女にお礼を言ってビルの軒下を
出ました。数日後、息子から「会ってもらいたい人がいるから今度連れて行く
よ」という連絡。そして当日、待ち合わせのホテルのラウンジで待っていると、
息子と息子の後ろから女性が…私は立ち上がって近づいてきたその女性の顔を見
た時「エッ⁈」数日前に傘をさしてくれた女性だったのです。私も彼女もビックリ!その後彼女は息子と結婚し、今は2人の子供のお母さんです。あの日の雨は神様がくれた偶然だったのでしょうか…。今でも息子の嫁と時々その話をしながら「不思議な縁だねぇ〜」と笑い合っています。

コロンボ

男性/69歳/神奈川県/自営・自由業
2019-06-26 06:58

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