あの日も雨でした。
大雨の思い出といえば今から14年前、初めてライジングサンロックフェスティバルに参戦した時のこと。
今の夫、夫の友達、私、私の友達の4人での参戦。私は自他共に認める晴れ女だったので自信もあり、ろくに天気予報もチェックせず、雨具を全く持たず、テントも私の職場の上司に借りての参戦でした。
始まると「こんなに楽しい空間があったのか!!」と衝撃を受けるほどでした。
しかし、突然の大雨。バケツをひっくり返したようなという表現以外当てはまらないほどの大雨。
為すすべもない私達は、雨宿りする場所もなく、ずぶ濡れに。コンビニブースで透明なカッパを買うも、ずぶ濡れの体に透明なカッパは、ただただ蒸れて気持ち悪く、
とりあえずテントサイトに戻るも、借りたテントは、なんと寝るテントではなく、タープテント…。床は芝丸出しだったので、中に入れていた荷物も全滅。
本当は会場に泊まる予定でしたが、泣く泣く夜は夫が当時一人暮らしをしていた家に戻りました。
戻る途中にみんなで温泉に入り、そのままコインランドリーで洗濯しながら、外で「散々だったねー」と言いながら飲んだコーラは最高でした。
その年のことを教訓に、年々雨具やキャンプグッズを揃えて、今では大雨でも大丈夫な装備になりました!!そして今は家族で参戦しています。
家族で参戦、最高に幸せですが、あの大雨の初めてのライジングは、今でも懐かしい思い出です。
どさんこマルコ
女性/45歳/北海道/会社員
2019-06-26 17:09