結婚式のスタッフ
本部長、秘書、リスナーの皆様、お疲れ様です!
本日の案件ですが、結婚式の参加者という立場からではなく、中の人の立場になって衝撃を受けた話です。
学生時代、東京の某高級ホテルの結婚式場で短期間のアルバイトをしたことがありました。ホテルでの結婚式、しかも高級ホテルでの結婚式というと、オシャレ、綺麗、スタッフが優雅で接客も最高、というイメージを持つ方が多いと思います。僕自身もそんなイメージを持っていたので、スタッフの方の接客術を学びたいという思いがあり、アルバイトをすることにしました。
ところが、実際にアルバイトをしてみると、ゲストの前での優雅さや接客が優れているという点はそのとおりだったのですが、裏側はドタバタ劇。
式が始まる前に当日の進行を頭に叩き込み、料理をサーブするタイミングの確認。
食べてる側は一品一品ゆっくり運ばれてくるのでそんなに大変じゃないと感じるかもしれませんが、多い時には100人分の料理を提供するとなると、裏側は常に何か何かを運んでいる状況なのでてんやわんや。
サーブの順番はメインテーブルの主賓から順々に行うけど、食べ終わっていない場合にはその場で最適なサーブ順を考えて調整。
メインの料理は美味しく提供できるように皿がめちゃめちゃ熱くて火傷しそうになるけど、ゲストの前では涼しげな顔。
ワインの注ぎ方は、バイトでも正式な注ぎ方をする必要があり、ボトルが重いけど底を持って丁寧に注ぐ。
そんな大変な状況の中で、体育会系のノリの人が多く、怒号が飛び交うこともありました。
裏では大変なのにゲストの前ではそんなことを微塵も感じさせないスタッフの皆様の素晴らしさに、衝撃を受けました。仕事なので当たり前かもしれませんが、皆さんが結婚式に列席された際にも、スタッフの方の陰の努力に思いを馳せて、優しくしてあげてください!笑
ヲミト
男性/37歳/東京都/自営・自由業
2019-06-27 16:06