悲しいときは、悲しいままに。幸せになることを急がないで
こんばんわ。お疲れ様です^^。
とても眠いです。
今日バイトで授業をした担当の高3の男子と、授業の合間にとても濃い話をしました。
私はその子に、生まれてから一度も彼氏ができないことを永遠にいじられているのですが(このやろう!笑)、今日は、「先生って失恋とかしたことないんすか?」と聞いてきて、好きだったバスケ部の人が、気づいたら自分の後輩と付き合ってたことはあるよと答えたら、「それ、泣いたりしないんすか?」と真面目な顔で言ってきました。またいじられると思ったので、面白半分で言ったら、予想外の答えでした。「お風呂で一人で泣いたかもしれない」と答えたら、彼は目を細め苦笑いしました。
すると、次に彼は昨日学校の友達と電話したことを話してきました。電話の相手の子は人間関係や家族関係でストレスを感じてしまう子のようで、最後まで見捨てず付き合ったそうです。
でも、何もしてあげられない自分が嫌だと言っていました。
「優しいね、本当に。」
私は言いました。すると、また想定外の答えがきました。なんと、私の生徒にはお父さんが、電話の相手にはお母さんがいないという事でした。
知りませんでした。彼もまた、当時はお風呂で一週間位一人で泣いていたそうです。
彼は私の顔を見て、「そんな悲しそうな顔しないでくださいよ」と言いながらも、くしゃっとした顔をしました。私は無言で一回講師室に戻りました。心が苦しくてしかたありませんでした。
結局、戻った後、「先生、親は大切にしてくださいね。すぐいなくなるから」と言われました。
心の底から大切にしようと思いました、教えてくれてありがとう。話してくれてありがとう。
私と出会ってくれて、ありがとう。
とても哀しくもあたたかい1日でした。
すごく愛おしい時間でした。
彼は、とても優しい子です。
すまいりー
女性/26歳/東京都/公務員
2019-06-29 23:05