七夕の思い出
今日の案件ですが、
2年ほど前に働いていた東京の病院での出来事。
500床を越える大きな病院で、大量の食事を作っては患者さんに届ける毎日。
治療の為のお食事と言えども、やっぱり食べるって嬉しくて幸せな事。
七夕の日も行事食としてそうめんや天ぷらを献立に盛り込みました。
しかし…調理途中に発覚。
そうめんが足りない!それもキロ単位で!
でも患者さんには時間通りに届かなければ!
職員総出で自転車や走っては周辺のお店でそうめんを買い占める始末。
ギリギリでいざ!病棟にお食事をあげようとしたら、急ぐ気持ちが先行してか、配膳車がエレベーターに激突。エレベーターが故障。
今度は病院内のスタッフ総出でバケツリレー方式でお食事一人ひとり、病棟にあげる事態になりました。
地下一階の厨房から地上6階の病棟隅々まで。
患者さんの笑顔には代えられない!
戦場のような七夕の思い出です。
ミカン
女性/31歳/宮城県/管理栄養士
2019-07-02 16:41