社員掲示板

忙しすぎて死にかけた話

アパレル企画時代、鬼チーフの元で毎日終電だった頃…

チーフが作ったプリントの色指示書を渡して、ついでにサンプルを貰って帰ってくるように言われ、取引先に出向いたのですが…
日頃の寝不足から電車で寝過ごしそうになり、慌てて電車から飛び降りたところ、紙袋ごと書類を座席の上のかご置いてきてしまった事に気付きました。
半蔵門線でしたが、乗った電車は久喜行き…どこまでも行ってしまい戻ってこないタイプのアレです。
追いかける事は100%不可能、本当にその場で電車に飛び込もうかと思った瞬間でした。

しかし、チーフに言いつけられた帰社時間も迫りくる中、とりあえず取引先に行ってサンプルだけ受け取り、「色見本は本日出荷で送りますので」とだけ告げ、ダッシュで事務所に戻り、運良くチーフが商談で机を離れている事を確認してから記憶を頼りに色指示表を再現し、その日の出荷に間に合わせ、無事に事なきを得ました。
後日それに関するプリントが仕上がりましたが、特支障も出ず、最後まで乗り切りました。
本当は報告すべき案件でしたが…毎日怒られすぎていて、これ以上怒られたくないという強い意志の元、意味が解らないくらいの機転と集中力が発揮された瞬間でした。

ちょこらって

女性/39歳/神奈川県/会社員
2019-07-02 17:57

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