伝説のアニメーター達
この前の休みにAmazon prime で、古~い東映のアニメ映画『白蛇抄』と『安寿と厨子王丸』の2本を観ました。
両方とも、
まービックリ、
約60年も前の作品だと。
子供の頃、夏休みのテレビで観た記憶はあるんだけど、内容は全く覚えていなくて、
かなり前に観たいなと思ってレンタルを探したんだけど、古すぎて需要がないから置いてなかった。
まこと prime さまさま。
良い時代になりましたなー。
初期の東映伝説の原画チーフ【森 康二さん】の作画は、動物がすごく可愛い。
東映の伝統というか子供向けの漫画映画だから、主人公をサポートする動物達がたくさん出てくるんだけど、動物らしい動きと、キャラとして擬人化された動きのバランスが素晴らしい。
動画のチーフは、これまた、カリオストロや未来少年コナンの【大塚康生さん】だけど、大塚さんのアクションは本当に楽しい。
最近は何かと3DCGのアニメばかり観ていたから、久しぶりにリッチな手書きアニメが観られてお得な気分。。。
昔、聞いた話ですが…
黎明期の東映動画で、ある年、学生向けの就職案内が行われ「なんで東映はクズ映画ばかり作るんですか?」という質問をした生意気な学生がいて、翌年、入社した彼は、ベテランの先輩達の絵にケチをつけて、さんざん嫌われたそうですが、大塚さんはその才能を認め「こんなスゴいヤツがいるなら自分はサポート役に回ろう」と決意し、チーフの森さんはスタッフ全員に「諸君。脱帽したまえ!」と宣言したという。
その生意気な新入社員が宮崎駿さんだったという話。
名人には名人の実力がわかるものなのでしょうか。
大塚さんも87歳で元気に専門学校の講師などされていますが、宮崎監督とともにさっさと人間国宝にしちゃえばいいのに(笑)
そういえばNHK『なつぞら』では、森康二さんの役を井浦新さんが演じ、大塚さんの役は麒麟の川島さんが演じてるらしいですね。
面白そうだな(*´∀`)
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2019-07-05 23:49