案件
本部長、秘書、社員の皆様お疲れ様です。
小学生の頃、タガメが欲しくてしょうがありませんでした。 “タガメ”とは通称、水中のギャングと呼ばれる大型の水棲昆虫で、水田や池に生息しています。
通学路には水田があったので、登下校中は水田に目を凝らし、休みの日は父とタガメ捕りに出かけました。
しかし、いない!どこにもいない!
父は幼い頃、田んぼでよく見かけたと言っていましたが、僕が小学生の頃にはタガメは既に絶滅危惧種になっていたので当然かもしれません。
そんなタガメ熱も、成長するにつれ何時しか無くなっていきました。
数年前にペットショップで、外国産のタガメが売られているのを見ました。
生きているタガメを目の当たりにした時、
「やっぱりカッコいいな」という静かな感動がありました。
「でも、飼わなくてもいいな…」大人になった僕はそう思いました。
小学生の頃って、なんであんなに虫が欲しいんですかね?
バスケス
男性/41歳/埼玉県/漫画家アシスタント
2019-07-24 05:53