酷い話
立派な芸大の先生が書かれたコラムによれば
嘘ばかりの似たりよったりの作品を連発し、
制作者自身も中毒なのか、虚構の中毒によるファンを生み出したことによる放火事件は自業自得で、制作プロダクションは麻薬の売人以下(原文まま)犯人も被害者なのだそうな。
悪い冗談にも程がある(笑)
エンタメの演出とは「やさしく嘘をつく」ことだし、観客は必ず自前で帰り道を用意して、冒険の旅に出るのが決まりごと、でしょう。
ダイヴしたまま戻ってこれなくなるのは本人の素養の問題だし、恐らくは躾や教育、環境が悪かったんだと思うよ。それこそ、運悪く。
嘘をつくな、というなら、
手品師は毎回、腕を切り落とさなきゃいけないのか。
異常なストーキングをされた歌手はラブソングを歌ったことが罪なのか。
芸大で扱うような芸術だけが芸術か。そこに驕りはないか。自分の趣味に合うあわないというだけのことを、エモく理論武装しただけはないか。
クリエイターに対するリスペクトもなく、遺族に対しては礼を失していないか。
データ収集と論説ばかりに終始していて、人間性が失われたのだろうか。
クリエイターや作品の内容を批判できるのは、同業のクリエイターだけ、それが人間として、最低限のマナーだと思っている。そんな簡単なルールもないんだろうか。
人間は、モノを作る者と、使う者に分かれる。
モノを作りだせる才能ある人間の悦びは、作る側に行かなくてはわからない。
あるいは、芸術を愛し芸術のもっとも近くにいながら、生涯、モノを作り出すことはない、という不幸な人間の妬みかもしれないが。
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2019-07-26 09:27