本日の案件
私が思い出に残っているカレーは父が作ったカレーです。
私が成人するまで父は単身赴任で全国あちこちに転勤していたこともあり、料理はそこそこできていました。
ただ我が家に帰ってきた時は全く家事をせず寝てばかり…そんな父がある日突然カレーを作りはじめたのです。
きっかけは我が家の冷蔵庫の掃除でした。
久しぶりに帰宅した父が我が家の冷蔵庫の散らかし具合に驚き、急遽冷蔵庫の掃除が始まったのです。
父はその掃除の過程で発見した腐りかけの食材を全部カレーにぶち込んだのです…。
完成したカレーは見た目はちゃんとしたカレーなのも、入っている具材が判断できず『闇鍋』ならぬ『闇カレー』でした。
ちなみに私が一番マズイと思ったのはパイナップルでした。
それ以降、父が私たちに料理を振舞ってくれたことはありません…
べっぷ
女性/36歳/茨城県/会社員
2019-07-30 13:57