肝試しの思い出
本部長、秘書、社員の皆様、お疲れ様です。
初書き込みです!
私が中学生だった頃の思い出です。
夏休みになったある晩のこと、兄に肝試しに誘われました。
兄の友達も誘って、合計4人で車に乗り、群馬県の赤城山の中にある、廃墟になった精神病院に行くことになりました。
山の中には明かりは一つもなく、ひっそりとたたずむ廃墟は、遠目に見ても不気味でした。
いざ、廃墟に立ち入ろうとしたその瞬間、
急に背後から「止まれ!」という大声が聞こえてきました。振り向くと、目がくらむほどの明かりに照らし出され、私たちは何が起こったのか分からず、パニックになりました。
しばらくすると、何人もの人影が近づいてきて、私たちは取り囲まれてしまいました。
その中の一人がこう言いました。
「警察だ!ここで何している!」
その後、警察の方にひとしきり調べられ、怒られてから、私たちは解放されました。
あとで聞いた話によると、私たちが廃墟に行く何日か前に、そこで何かしらの事件があったようで、関係者がまた現れるのではないかと警察が見張っていたとのことでした。
肝試しうんぬんよりも、そこでどんな事件が起こったのか、そのことのほうがよっぽど怖いな〜と思った中学生の頃の思い出です。
松 たかお
男性/43歳/群馬県/自営・自由業
2019-07-31 15:34