社員掲示板

本日の案件

皆様お疲れ様です!
それは25年ほど前、某ホテルの宴会サービス部で仕事をしていたときのお話です。
そのホテルはそれなりに人気のあったホテル&バブルも真っ最中でしたので毎週末は披露宴のオンパレード。
一つの宴会場で午前と午後に2件の披露宴が行われます。
その日私は午後の担当でした。
宴会場のスタンバイ(設営・準備)等は全てアシスタントに任せて、私は新郎・新婦に付きっきりでのご案内。
始終和やかに事が進み、いざ披露宴の開演。
新郎・新婦の入場から始まり、両家主賓のご挨拶中にふとそびえ立つウエディングケーキを見ると・・・

えっ? もうケーキカットされてる?

そう。午前中に使用されたケーキのカット部分が直されて無かったのです!
もう、頭まっしろ・・。隣にいた介添さんに話すと此方もパニック。
どうしたもんかと考えるも、主賓の挨拶が終了すると次のイベントはケーキカット・・

もう止められません

全身の毛穴から汗が噴き出すのを感じながら新郎・新婦にナイフを渡し・・

『クリームに見立てている所はライトの熱で溶けないように堅くしてありますので、カットされている部分にナイフを入れてください。』
と小声で耳打ち。

その場は何とか事無きことを得ました・・

その後、お客様からのありがたいお叱りのお手紙等も頂きませんでしたのでしのげたかと・・・

以降、どんなに忙しくても・開宴時間が遅れようが・先輩上司がアシスタントに付こうが最終チェックは自分が行うようにしました!

おかぽんぽん

男性/58歳/千葉県/会社員
2019-07-31 19:29

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