社員掲示板

18年前のコンビニバイトの話

大学1、2年生の頃、実家を出て一人暮らし。仕送りもない状態で、週6日で文京区のコンビニでアルバイトしていました。
朝7時〜18時まで、そのあとは大学に行って授業を受け、夜の23時頃帰宅。翌朝6時には家を出るという、今考えても結構過酷な生活をしていました。

そんな毎日で、唯一の癒しは近所の保育園の先生をやっている常連の女性。
色白で目が大きく、芸能人で言えば「身長150cmの柴崎コウさん」という感じの美しい女性でした。

彼女も仕事前にほぼ毎日よるし、僕も毎日店にいるのでなんとなく「覚えてくれてるかな?」という気はしていたんですが、声をかける勇気がなく…。
どうやったら自然と話ができるか真剣に考えていました。

彼女は2日一回タバコを買うんですが、彼女の銘柄を覚えていた僕は、レジに並んでる彼女にもう一つのレジに急いで入り、タイミングを見計らって「お待ちのお客様、こちらのレジへどうぞ!」と呼び込み、タバコを準備しておきました。
彼女はビックリした顔をして「どうして?」と言いました。僕は「昨日お買い上げにならなかったので…いりませんか?」と言うと彼女は少し恥ずかしそうに「…買います」とはにかんで笑ってくれました。

それからお店に来るたびに話しかけてくれるようになって、数ヶ月後に、見事付き合うことができました!お客様を好きになるっていうのは人生の中でもこの時だけでしたね〜。

湘南のそよ風

男性/42歳/神奈川県/会社役員
2019-08-01 17:42

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