彼女の重み
大学生の頃、お台場の某大型施設のレストランでバイトをしていました。
夏場はお客さんも多く忙しい日ばかりでした。
そんな時に年齢が一つ上の小柄で可愛らしい女性が新人さんとして働きはじめました。
忙しさと働くポジションも違う為、話すことはほとんどありませんでした。
そんなある日、彼女が冷凍庫から両手に荷物を抱えた状態で出てきたところで、足を滑らせて前のめりに転びそうになりました。すれ違いざまにとっさに右腕を出したところ、彼女のおなかを支えるようにして抱きかかえる格好になり、お互い話したこともないのに突然の急接近にドギマギしたのを覚えています。
その後、付き合うことになりました。
今でも良い思い出です。
ナイロン
男性/41歳/埼玉県/自営・自由業
2019-08-01 19:42