円卓
西加奈子さんの『円卓』を読みました。
小説って、読み進めてるうちに残りのページ数で「この物語は、これ以上何も起こらないな」とか予想しながら読むのですが、この『円卓』始めからこれといって大きな出来事は起こりません。
生きているキャラクターの日常といったところ。
しかし、ラストは思わず涙!予期していませんでした。
小学生の繊細な成長をこんな風に書けるなんて…この人、やっぱり凄いな!
『ふくわらい』も傑作だったけど、円卓は違った良さがありました。
バスケス
男性/40歳/埼玉県/漫画家アシスタント
2019-08-10 02:28