学生時代の夏合宿

本部長、秘書リスナーの皆様お疲れ様です。

私は大学生の時、夏合宿で一週間かけて槍ヶ岳に登りました。

チームのサブリーダーとして、先頭をきって歩いていたのですが、当時の私はまだ、その部に入って半年ちょっとの新入部員でした。

慣れない山とチームを引っ張っていかないという責任感で肉体的にも精神的にもいっぱいいっぱいでした。

登り続けて、山頂まで後ちょっとというときに、ゴールが近いという安心感のせいか、足に力が入らなくなり、止まってしまいました。

山頂を前にして急に止まってしまった私を仲間が心配するなか、たまたま前を歩いていた見知らぬ人が、

「頑張れ！あと少しだよ」

と声をかけてくださり、最後まで、力を振り絞って、涙目になりながら登りきることができました。

あのときのことが社会人になったいまでも忘れられません。

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