山の思い出
山といえば、20数年前に仕事で離島の山に登った事を思い出します。
初日は昼間。
作業場所は2か所で、手前のポイントAで上司と別れてポイントBに向かうのですが、途中に広くなっている場所があり先の道がわかりにくいんです。
特に戻る時が・・・
2日目は、日中暴風雨で夜中に登ることに。
真っ暗な中なんとかポイントBまでたどり着いたのですが、焦ったのは帰り道。
夜中、3時頃だったでしょうか。
天候は、風、雨、霧。
広い場所に出た時にその先の戻る道がわからなくなり、懐中電灯で照らしても霧でよくわからず。
自分の足跡を探したり・・・
で、その時に私を救ってくれたのが、作者不明ですがその辺の木かU字溝で地面に作ってあった文字。
「バカ」と「男気」
この言葉の間を進めば先の道にたどり着くと昼間に確認したのを思い出し、無事戻ることができました。
その時は社会人なりたてで、携帯も無線機も持って無く、たった一人で山の中、事故起こしたら大変だ〜思いつつ道を探していたのを思い出します。
数年後同じ場所を歩いた時は、「バカ」と「男気」は撤去されていました。
あの作者には、今でも感謝しています。
まさ〜
男性/52歳/栃木県/会社員
2019-08-12 18:08