案件

本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です。

少し怖い話になります。

小学生の時。初めての林間学校最終日でのこと。

宿のおばさんが全員分お弁当を作ってくれて、それを山の頂上で食べてから帰宅というプログラムでした。
もうすぐ頂上付近という時。
先頭を歩いてたクラスがざわつきはじめ、次第に「死体がある！」という情報が後方クラスまで届き一時パニックに。
バスの関係などから引き返すことはできず、ご遺体がぶらさがった東屋の横を目を伏せて歩きなさいと言われました。
ご遺体の横を通る時たしかに目は伏せているのに、子供の想像力なのか、ダラリと力なく下がった足が目の端に移りました。
もちろん食事処ではなく、お弁当はほとんど食べられないまま処分。
朝のおばさんの笑顔を思い出して申し訳なくなんだか泣きたくなりました。
翌日ご遺体は自殺だったと祖父から聞かされました。
なんだか色々やりきれない林間学校でした。

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