『オタク』という言葉の語源は
今から40年くらい前。
かつての大阪や東京で行われた、
今でいう、コミケの前身のようなイベント。
『SFコンベンション大会』において、出展者たちが、初対面同士お互いに「お宅様はどういった作品がお好み?」といった会話をする中で、主語として用いられたことから始まったという。
一説によると、MACROSSシリーズの産みの親 【河森正治 監督 】や漫画家の【 細野不二彦 】といった人達が所属していた慶応大学のSF研究会が起源とも言われている。
『 君 』というほど親しくなく
『アンタ』というほど不躾でもない。
相手が一人でも、複数でも対応できる。
オタクにありがちな。
関係を持ちながら、互いに干渉しすぎない、絶妙な距離感が保てる。
かつてオタクという人種は、そっと他人の嗜好を覗きながら、自分の好みでなかったり、相手の琴線に触れそうなことがあると、絶妙に「見て見ぬふり」することを得意技としていた。
相手も自分もコダワリがあるわけだから。
過剰な干渉はいさかいを生み出す、
ぶっちゃけ、自分だって、自分の世界を否定されたくはないのである。
それが、いつの日からか。
例えばネットで2chチャンネルあたりが流行り出したころからか、自分のことも、他人のことも、バケツをひっくり返したようにすべてサラけなくては気がすまないヤツらが出てきた。
決着をつけなきゃ、気がすまない、という。
というか、
自分にも、そういう時期はあったような気がする。
何事も突き詰めすぎては良くない。
時には見て見ぬふりをしながら、
サーっと忘れて、お茶漬けでも食ってたほうが、平和だな、と思う昨今です。
いや、反省してます (*´∀`)
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2019-08-25 22:24