その時はどん底だと思ったことだけど・・・
本部長 秘書 そして社員の皆さんお疲れ様です。
今考えて思うこと。そう、その瞬間は本当に八方塞がりだなぁと、どうにもこうにもならないと思っていたこと。
でも、何とかかんとか乗り越えてみることしかないです。
どん底のどん底でもそれよりきっともっともっとドン底の事っていっぱいあって、それは本人が気が付いていない、その瞬間では全く余裕すらなくて、気が付くこともできないことなんだと思うんです。
私は高校を卒業して18歳で一部上場企業に就職しました。
仕事も順調だし、人間関係や問題と言えることなど何もなかった。
でも、若気の至り遊びで作った借金がどんどん膨らみ、俗にいう「多重債務者」になっていた。
色々あって十数件からの多額の借金が。
結局35歳で会社を辞めることとなった頃は、給与差し押さえまできていて、それも原因の一つで退職しました。
債務整理で妻の多大な協力で数年で完済できたのですが、その当時はマジでどん底でした。
自営となってアルバイトも掛け持ちし、どれが本業なのかすらわからなかった頃でした。
そんな時にある社長さんと出会い、アルバイトから独立し自営となって何とかやり繰りもできつつあった頃に覚えた商売が、今の私の生業となりました。
あれから22年が過ぎ去って今思うと、あの時のどん底って今思えばいい自分への戒めだったんだなぁと思えます。
それがあったからこそ、今の生業に出会えたのですから。
悩みや苦しみの大小もあるでしょうし、そんな綺麗ごとで済まされない事柄だってありますよね。
でもきっと、いつかきっと振り返ることができたのなら、それは人生の節目の一つに過ぎないんだなぁって思えるんじゃないかと思うんです。
そうなることを願っています。
ちょこの気持ち
----/62歳/千葉県/自営・自由業
2019-08-28 17:57