無題
…。
冷房の音だけが響く寝床にて、
一人寝転び悶々とする。
業終えて 村雲染まる 黄昏に
喇叭も遠く あさき夢見し
日の本の 尾張を守る 兵の
銃持て駆ける 姿たくまし
いくさ場の 露と消えにし 先達は
木陰の碑より 今を見つめる
研鑽は 色は見せねど 検定の
甲乙つけて 我に問ひたり
つきのわ上等兵
男性/43歳/愛知県/会社員
2019-09-02 20:21