私の師匠
本部長、秘書、こんにちは
私の師匠は18歳の時に働いていた古着屋のオーナーです。
オーナーはレゲエ文化に影響を受けていた方で、ボブマーレーの命日にお店にジャマイカの国旗を立てるほどのラスタファリでした。
18歳の自分からすると非常に土臭くてなかなか入り込めませんでした。さらに毎年行われるオーナー主催のドネーション制のレゲエフェスにボランティア参加させられ、ほかのラスタな方々と馴染めない事から気持ち的にもちょっと辛かったです。
ですがフェスも三年連続参加していると逆に前向きに楽しんでやろうという気持ちになり、レゲエやスカ、オーナーのバンドなど積極的に聞き踊りフェスを楽しむという事を理解した21歳でした。
また当時私は服飾の専門学生で、そのオーナーのお店で自分の制作した洋服を置かせてもらい、初めて自分の作るものをお客さんに買ってもらう貴重な経験を与えてくれた方です。
そして現在複数店舗とブランドを管理する立場にあるのは本当にこの時の経験があってこそだと思います。
自分の根底にあるファッションと音楽はこの時に形成されて現在もライフワークとして頑張っている最中です。
ラスタファリなオーナー間違いなく私の師匠です。
(オーナーはドレッドが腰までありましたが、ある日突然勤務中に普通のハサミでドレッドを切り出した時はドン引きしました。)
まんぷくまる
男性/40歳/神奈川県/会社員
2019-09-24 23:49