あの日に帰りたい

タイムマシンに乗れるなら２５年前、大学一年生だった頃に戻って長年のモヤっとを解消したいです。
好きだった先輩が翌日から自主トレの山ごもりに入るという前日突然うちにCD のダビングをしてほしいとやってきました(スキー競技をやっていたので、山に出かけるとしばらく行きっぱなしでした)
私なりのユニコーンベストをセレクトしてダビングしている間、ドキドキしながらもおしゃべりは盛り上がりました。体育会系の部活だったのでこじらせたくないし、先輩彼女いたはずだから告白とかもできず、ただ幸せな時間をかみしめて明日からしばらく会えない寂しさも感じてた帰り際、ボソッと
「おまえみたいな彼女探そ」
っと先輩がつぶやきました。

呆気にとられたまま送り出し、そのままなんの進展もないまま時が過ぎてしまいました。
あの時、その言葉はどういう意味なのか確認できてたらなぁ

振り返ってみれば、逃しようのないチャンスだったのに逃してしまう自分も純だったなぁと思います。

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