本日の案件

お疲れ様です。

社会人2年目だった時の話です。
当時私は、とあるIT企業でSEとして働いていました。
毎日納期に追われ、早出、残業、朝帰りに休日出勤と、もうヘトヘト。疲れが抜けない日々を送っていた、ある冬の日のことです。

その日も遅くまで残業をしており、それでも何とか退勤できたので、走って急いで新潟駅へ。
ギリギリ最終の新幹線に間に合うことができました。

ですが、あまりの疲れと睡眠不足に耐えきれなかったようで、いつの間にか寝てしまい…
アナウンスに気がついて爆睡から目覚めると、そこは終点、越後湯沢駅。
途中で降りるはずだったのに、やらかした！
戻ろうにも、新幹線はおろか列車も既になく、しばらく途方に暮れてしまいました。

翌日は普通に仕事の日。
焦りを感じつつも、終点が東京じゃなかっただけまだ救いだと思った私は、気持ちを切り替え、大雪の中、駅の外へ。
近くの宿に空きがないか探し歩いていたところ、無事発見！一晩過ごし、疲れが取れないまま、始発でまた仕事に向かったのでした。

あの頃の忍耐力は凄まじかったなと、しみじみ思います…

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