案件
おはようございます。
手術についての豆知識を2つ…
手術時間は皮膚の切り始めから、最後に縫い終わるまでの時間をカウントします。手術室に入ってから出るまでの時間ではありません。患者さんは手術室に入ると、麻酔をかけて、手術室を行うための体位を取り、消毒され、手術が始まります。そして縫い終わると傷口を拭かれ、保護され、麻酔から覚まされます。こうした手術の準備や後処理は手術時間に入りません。
全身麻酔で手術時間が5時間であれば、麻酔導入と前準備に1時間から1時間半、麻酔を覚ます事に30分から1時間はかかります。
ついでに全身麻酔についての豆知識、全身麻酔は「眠らせる」薬と「筋肉を弛緩させる」薬を組み合わせて使います。そしてこの「眠らせる」と言う仕組みが何故起きるのか未だに解明されていません。この薬をこれくらい使うと、このように眠ると言うデータにより使用されています。
江戸時代に華岡青洲と言う外科医が初めて全身麻酔による乳がんの手術を行ないました。彼は全身麻酔の方法を奥さんで試し、その手法を確立しました。そして試行を繰り返す中、奥さんは視力を失いました。今の麻酔薬はこんな危険なものではありませんし、奥さんは繰り返された思考の中で起きたことなので、現代にこれが起きる事はありません。
自分が手術を受けた時に麻酔科の先生に「眠れなかったらどうしよう」と言うと「大丈夫よ、あたしが絶対に眠らせてあげるから」と言われました。オペ室に入り、絶対に寝てやるもんかと手術台の上で思っていた時、「FUJI2さん、じゃあ薬入れますね〜」と言う声を聞いて、2秒で落ちました(笑)
FUJI2
男性/66歳/東京都/自営業と自由業は違うんだぞっと…個人事業主さまは言ってみる~
2019-10-10 04:14