被災者ではないが…
本部長、秘書、社員の皆様お疲れ様です。
私の実家は今回、栃木県佐野市の秋山川が決壊した赤坂町(さのしあかさかちょう)の隣地区である大橋町(おおはしちょう)です。
決壊した堤防からは300mの所です。
当時は単身川崎に居た為、両親は川崎に居る私の事を心配しておりました。
しかし私はツイッターなどで情報を得る事で秋山川の決壊寸前という事実が12日の20時頃には分かって居た為、両親には避難をするよう説得いたしました。
明けた翌日、両親に確認したところ家屋に被害はほとんどなく家の前の側溝に泥が堆積している程度との事でした。
初めは私を心配させない為に気を使っていると思っていましたが、奇跡的に周辺の数件に被害が出ませんでした。
佐野市では報道されていない箇所も複数あり、被害は広い範囲で発生しております。
恐らく、栃木県南部に住んでいる方は口を揃えてこの辺りは災害が無いのがいいと言っているような地域でした。今回の河川決壊を予想していた人はごく僅かではなかったと思います。
私も手放しでは喜べず、会社の同僚が決壊箇所の目前に家があり、1階が全て浸水し、どう声をかけていいか分からないような悲惨さです。
別の同僚も庭が泥山となっており、トイレも風呂も使えない状態です。
昨日泥の撤去を手伝って来ましたが、泥が乾いてきた影響か、翌日喉の痛みがありました。
まだまだ日常を取り戻すには時間が必要です。
どうか、1日でも早く被災者の皆様に笑顔が戻るように祈っております。
来週、また撤去作業を手伝って来ます!
ちょれ太郎
男性/45歳/栃木県/会社員
2019-10-15 18:59