台風19号を経て
うちの会社の仕事は、ざっくりいうとイベントに人を派遣する仕事です。
現場は基本的に土日や祝日の休日になるので、今回の台風はそういう意味でもまさに「直撃」でした。
12日、台風が上陸した当日はかなりの件数の現場がキャンセルになったものの、それでも実施をした現場も少なからずありました。
派遣される皆んなが無事に現場に迎えるのか、向かったところでその後無事に帰れるのか、命に関わることなのに、会社としては何とか行ってもらうしかない・・・取引先との対応に追われ、派遣の方々との連絡に追われ、結局12日は会社に泊まり込み。
台風が去った後、結果としては何とか現場に大きな辞任的な穴を開けることなく乗り切りました。しかしながら、これで良かったのかと。何とかすべきだったのか。命をかけてまでやる仕事ではないはずなのに。
危険にさらされた仲間に対してかける言葉が「お疲れ様、ありがとう」ではあまりに自分が情けなく感じてしまいます。
当日頑張ってくれた仲間の中にも、家が浸水してしまい今も新しい住まいを探している人もいたりします。
イベントのホスト、責任者、運営の賢明な判断に期待をするしかない我々のような立場の人間がたくさんいるのだろうと思いますが、今回の台風はそれをとても強く感じる3連休となりました。
梅屋敷
男性/36歳/東京都/会社員
2019-10-17 17:49