案件！

大学1〜3年生の頃まで付き合ってた彼氏の話です。
彼はいわゆる苦学生、お金がないことは知っていたので
基本的にプレゼント類は全く期待していませんでした。
ちなみに私は手紙や私の好きな駄菓子(ブラックサンダー)等をくれるだけでも喜ぶタイプです。

そんな彼と迎える初めての私誕生日。
当日、彼が私に渡してきたものはA4クリアファイル。
中身は
・彼と私の絵(棒人形)
・私のどこが好きか箇条書
・未来予想図
・子供は何人欲しいか
などなどが書かれたルーズリーフ4枚。

彼はコテコテの関西人なので、ギャグかな？
と思ってその場は笑って終わらせましたが
その後付き合っている間も想いは伝わってくるものの不可思議なプレゼントは続き
就職活動が始まる大学3年生の時お別れしました。

きっかけは、進路の話をしている際
「俺、専業主夫でもええで！」
の一言です。

『専業主夫になってでも私といたい』という意味だったようですが
もう、私には無理でした。

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