オレだったら
聖マリアンナ医科大学付属病院はうちの自宅からほど近いところにあり日頃から親しんでいるのだが。
このセラピードッグにヒントを得て
『病院勤務犬』なるものが導入されたとか。
ガンを患うお子さんの、例えば、手術の前に不安や精神的な負担を軽減する目的で、勤務犬とコミュニケーションを取ってもらうのだそうな。
犬は大概の環境変化にも適応するし、仕事をこなして誉められるのも大好きだし、それで餌や寝床にありつけるのなら、けっこうなこととは思いますけど。
ただ、犬というのは群性の動物で、
できるだけ固定されたメンバーで、かつ、安定したグループの中で、自身の立ち位置や順位が明確に定まっていることが日常においてはとても重要なのだ。
不特定多数の医療者が出入りする病院で、誰がリーダーかもわからない状況で、それこそ常時入れ替わる患者さんをどういう立場の人と判断するか、迷ってしまうのではないかと思う。
もちろん、初対面の誰とでも、すぐに仲良くできる性格の良い犬もいるにはいるけどね。
人間様の負担は減るかわりに、犬の負担は確実に増すと思われる。
オレだったら「 人間様にそこまでする義理あるかしら? 」と思うだろうし、もしも効果がたいして変わりがないのであれば、それこそAIのロボット犬でも充分でないかと思うのだが。。。
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2019-10-28 00:03