案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れ様です!今日誕生日です!
10年以上前の学生時代、短期間ですが夜のバイトをしていました。
12月のある日のこと。その日はお客様の都合で残業になり終電に間に合わず。
店長から「ごめんね〜車で送らせるね」と平謝り。
私は迷いましたが、無料送迎につられてお願いする事に。
私の住む方面に送迎されるキャストが居なかったので車にはドライバーと私だけ。
ドライバー:「はじめまして。●●と申します。道は分かりますので、寝てて大丈夫ですからね。」
と、挨拶され
私:「こちらこそ遅い時間に送って頂き申し訳ございません。」
と恐縮し、後部座席に乗り込みました。
ナビをセットし
「出発しま〜す」
発車から5分。車がグワン右側に大きく振れました。
私:「なにごと???」
ドライバーはウトウトしており、フロントガラスや窓は白く曇っていました。
このドライバー、居眠り運転してやがったのです。
私:「大丈夫ですか?」
ドライバー:「大丈夫です。車内が暖かいからかな?窓開けてもいいですか?」
私:「どうぞ…」
このままだと死ぬ!とにかく話しかけて起こさなきゃ!!
と気持ちを切り替え
ドライバー、ナビ、風景を見ながら確実に目的地に向かっている事を確認しながら決死のフリートーク。
ドライバー:「到着です。お疲れ様でした…」
私:「あ、ありがとうございました〜」
私は逃げるように下車。
恐怖で心身ともに冷え切り、帰宅しても気持ちが落ち着かず眠れませんでした。
その後すぐに退店し、今でもありとあらゆる送迎は断るようにしています。
品のないあの人
女性/40歳/神奈川県/会社員
2019-10-30 15:10